「なんとなくお腹の調子が悪い…」
「すぐに下してしまう」
「便秘ぎみでスッキリしない」
など、お腹の不調は多くの人が日常的に感じている悩みですよね。
でも、原因がわからないと対策もしにくいですよね。
実は、お腹の不調は大きく「3つの原因」に分類できます。
今回は、それぞれの特徴とチェックポイントをご紹介しますね。
セッションへ向けての体調管理へお役立てください。
1. 食事や生活習慣の乱れ
まず最初に見直したいのが、毎日の食生活や生活習慣です。
・脂っこいものやジャンクフードをよく食べる
・野菜や食物繊維が足りていない
・水分をあまり取らない
・冷たい飲み物や食べ物をよく摂る
・朝食を抜いている
・寝不足気味
これらはすべて、腸内環境を乱す原因になります。
特に、水分や食物繊維が不足すると、腸の動きが鈍くなって便秘になりやすくなります。
特に男性はあまり水分を取らない方が結構いらっしゃるかなといった印象です。
【改善ポイント】
バランスの良い食事を心がけること、適度に体を動かすこと、そして十分な睡眠をとることが、腸の調子を整える第一歩です。
……結局は健康的な生活をすることですね。
日々忙しいと手軽な食べ物ばかりになったり睡眠時間がしっかり取れなかったりと、なかなか難しいかもしれませんが、できることだけでも試してみてくださいね。
2. ストレスやメンタルの影響
「緊張するとお腹が痛くなる」
「ストレスが溜まると下す」
……そんな経験、ありませんか？
腸は「第二の脳」とも呼ばれるほど、メンタルと深く関わっています。
ストレスや不安によって自律神経が乱れると、腸の蠕動運動が過剰になったり、逆に鈍くなったりします。
・仕事や勉強で常にプレッシャーを感じている
・イライラしやすい、緊張しやすい
・環境の変化に弱い
・過敏性腸症候群（IBS）の診断を受けたことがある
…こんな人は要注意ですね。
【改善ポイント】
ストレス解消法を見つけることが大切です。
趣味の時間を確保したり、ゆっくりお風呂に浸かったりしてみましょう。
忙しいとなかなか難しいかもしれませんが、休憩時にいったん深呼吸をするだけでも自律神経は落ち着きますよ。
3. 体質や病気によるもの
生活習慣も見直して、ストレスもそれほどないのに不調が続く場合、体質や病気が原因となっている可能性があります。
『代表例』
・乳糖不耐症：牛乳や乳製品でお腹がゴロゴロ
・食物アレルギーやグルテン不耐症：特定の食べ物で体調が悪くなる
・感染性腸炎：ウイルスや細菌による一時的な腸の炎症
・炎症性腸疾患（IBD）：クローン病や潰瘍性大腸炎などの慢性的な病気
(※グルテン不耐症は日本人で70～80％、セリアック病は0.05％程度です。)
【改善ポイント】
「市販薬で治らない」「長期間続く」などの症状がある場合は、早めに病院で診てもらうことをおすすめします。
特に出血や激しい腹痛がある場合は、放置しないようにしましょう。
まとめ：まずは自分の生活を振り返ってみよう
お腹の調子が悪くなる原因は、大きく分けてこの3つです。
・食事や生活習慣の乱れ
・ストレスやメンタルの影響
・体質や病気によるもの
ちょっとしたことでも腸は敏感に反応します。
逆に言えば、少し生活を見直すだけでも、腸の調子は改善できるということですよね。
自分の身体と上手に付き合って、快適なお腹ライフを送りましょう！
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